株式会社ランベックス愛媛

総務の兵頭です。

今日で東日本大震災の発生から三年が経過しますね。

震災に関しての番組を観ると、三年経ってもまだまだという
印象を受けてしまいました。

インタビューに応じておられた漁業関係の方が、
「復興どころか、復旧もまだまだです」
と言われていた事が印象に残りました。

また原発によって、別の町に避難した小学４年生の女の子が、
「大事な事は、『友達』と『家族』と『優しい心』です」
と答えていたのに、心を打たれました。

経験をしていない、遠く離れている私達には想像もつかない、
悲しみや苦労の連続だった事でしょう。

今日の午後2時46分は、１分間の黙とうをささげ、
震災で亡くなられた方々のご冥福と、１日も早い復旧・復興を
お祈りしたいと思います。

去年１０１歳で亡くなられた、柴田トヨさんの詩集から、
「被災者の皆様に」という詩をご紹介させていただきます。

被災者の皆様に　　　　柴田トヨ

ああ　なんということでしょう
テレビを見ながら　唯（ただ）　手をあわすばかりです

皆様の心の中は　今も余震がきて
傷跡（きずあと）がさらに　深くなっていると思います
その傷跡に　薬を塗ってあげたい
人間誰しもの気持ちです
私も出来ることは　ないだろうか？　考えます
もうすぐ百歳になる私
天国に行く日も　近いでしょう

その時は　陽射しとなり
そよ風になって　皆様を応援します

これから　辛い日々が　続くでしょうが
朝はかならず　やってきます
くじけないで！